【EC担当者必見!】オンライン決済サービスおすすめ7選を徹底比較|手数料・導入メリットなども解説

ECサイトでは、ユーザーの支払いの利便性を高められるかどうかが売り上げやコンバージョン率アップに直結するため、担当者にとって非常に重要な課題と言えます。決済代行サービスも多数登場しているので、自社に向いているものを見極めることが重要です。ここでは、おすすめの決済サービスの特徴や導入メリットなどについて比較解説します。

ECサイトが決済サービスを導入するメリット

ECサイトの決済方法は、かつてはクレジットカードが主流でしたが、近年ではカード以外のキャリア決済やコンビニ決済など、非常に多様化しています。幅広い層の顧客に向けて、それぞれに使い勝手の良い決済方法を準備しておくことが売り上げを伸ばす大前提と言っても過言ではありません。まずは、決済サービスを導入するメリットを整理しておきましょう。

<ECサイトが決済サービスを導入するメリット>

  • 顧客利便性が向上し売り上げが上がる
    実は、ECサイトは決済画面での離脱率(カゴ落ち率)が高く、Baymard Institute社の調査によると約70%という結果となっています。売り上げ上位のサイトの決済方法は平均4.8種とも言われており、決済方法の利便性は売り上げに大きく関与するのです。
  • カード会社の厳しい審査の通過が難しい中小企業や個人でも導入可能
    中小企業や個人がECサイトを運営する場合、カード会社と直接契約する際の審査は厳しく、手続きも煩雑になりがちです。決済サービスとカード会社との仲介をしてもらえるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。
  • 売り上げの管理・分析がしやすくなる
    決済サービスを導入することにより、売り上げ管理が容易になり、分析する際にも便利です。
  • 未回収リスクの回避
    ECサイトは顧客からの代金の未回収がリスクとなります。決済サービスによって複数の決済方法を提供することにより、リスク回避が高まります。
  • サイトの信頼度が高まる
    安心安全で多様な決済手段を簡便に利用できるECサイトは、利用者にとっては信頼できるサイトとして認識されるでしょう。

決済サービスを選ぶ3つのポイント

では、どの決済サービスを導入するのが良いでしょうか。決済サービスにはそれぞれ強みや特徴があるので、選ぶ際のポイントを3点ご紹介します。各決済サービスを比較し、自社のECサイトにマッチしたサービスを選ぶと良いでしょう。

<決済サービスを選ぶポイント>

  • 対応する決済方法の種類と数を比較する
  • 支払手数料や導入コストなどを比較する
  • セキュリティ管理がしっかりしているかを比較する

以下、それぞれの比較ポイントについて解説します。

対応する決済方法の種類と数を比較する

決済サービスの会社によって、対応している決済方法の種類や数が異なります。例えばカード会社やキャリア決済、代引きやコンビニ支払いなど、自社サイトユーザーがよく利用する会社や方法が含まれているか確認しましょう。ただし、種類や数が多ければ良いわけではありません。決済方法や会社によって手数料が違ったり、導入コストが高くなったりする場合もあるので、導入の際にはメリットとデメリットをきちんと把握し、比較検討してください。

支払手数料や導入コストなどを比較する

未回収リスクが避けられる、契約手続きや管理の手間が削減されるなどのメリットは大きいですが、決済サービス導入の際には支払う手数料も重要な要素です。売り上げがアップすると、決済サービスに支払う手数料コストも大きくなります。また、導入コスト自体を抑えることができても、トータルの運用コストが膨らむ場合もあるので、比較検討する際はコスト面の試算が欠かせません。

セキュリティ管理がしっかりしているか比較する

顧客の決済情報は非常に重要な個人情報です。決済サービスを利用する場合は顧客の個人情報を決済サービス会社に渡すことになるので、万が一情報漏洩が起きてしまうと、サイトの信頼を失うリスクがあります。情報漏洩はあってはならないことです。そうしたアクシデントを防ぎ、自社サイトの信用を守るために、情報セキュリティソリューションが高い決済サービス会社を選ぶようにしましょう。

ECサイトに導入したい!オンライン決済サービスおすすめ7選

以上のポイントをチェックして、導入検討する際におすすめの決済サービスを7つご紹介します。それぞれ特徴があるので、自社のECサイトに向いているかどうか、決済方法が自社サイトのユーザーに適しているかどうかを確認しましょう。また、運用コストや固定費等の費用面、自社サイトとのシステム的な整合性や導入の際に必要な手間や時間なども総合考慮して検討することをおすすめします。

サービス名決済手数料対応決済サービスセキュリティ
PayPal(ペイパル)国内3.6%+40円/件 海外4.1%+40円/件総数:12 内訳:VISA、Master、JCB、American Express、DISCOVER、UnionPay銀聯、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀王、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行業界最高レベルのセキュリティや不正防止モデルあり
Stripe(ストライプ)3.6%総数:13 内訳:VISA、Master、JCB、American Express、DISCOVER、Diners、Apple Pay、Alipay、Google Pay、Microsoft Pay、Masterpass、Visa Checkout、WeChat payカード番号の暗号化や認証情報の独立ホスティング等で万全
Paidy(ペイディー)要問合せ総数:多数 内訳:コンビニ払い、銀行振込、口座振替TLS接続で決済情報を暗号化、二重請求やなりすましなどを監視
PayPay(ペイペイ)要問合せ総数:12 内訳:VISA、Master、JCB(ヤフーカードのみ)、ジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、イオン銀行、auじぶん銀行、住信SBIネット銀行セキュリティ技術と専任スタッフ。万一の不正利用には全額入金保証
PAY.JP(ペイドットジェイピー)2.59%~総数:8 内訳:Visa、 Master、 JCB、 American Express、 Diners Club、DISCOVER、Apple Pay、PAY IDカード会社のPCI-DSSに準拠し高いレベルで安全運用
SBペイメントサービス(エスビーペインメントサービス)個別見積総数:20以上 内訳:クレジットカード6社、キャリア決済3社、コンピニ決済、Apple Pay、Alipay、Edy、PayPal、LINE Pay、PayPayなど国際的セキュリティ基準「PCI DSS」の「完全準拠認定」を取得
Coiney(コイニー)3.24%総数:16 内訳:Visa、Master、American Express、JCB、Diners Club、DISCOVER、WeChat Pay、交通系ICカード高度な暗号化、クラウドセキュリティシステム採用、不正監視

PayPal(ペイパル)

引用元:https://www.paypal.jp

オンライン上でクレジットカード、デビットカード、銀行決済ができるサービスです。フリーランスや個人事業主をはじめ大企業まで、幅広い事業規模に対応しているのが特徴です。
ペイパルが売買の間に入って決済するため、売り手には支払い情報が来ない点でセキュリティ面の安全性が高いと言えます。

サービス名ペイパル
導入初期費用0円(税込)
月額費用0円(税込)
決済手数料国内3.6%+40円/件 海外4.1%+40円/件
オフライン対応あり
対応決済サービス総数:12 内訳:VISA、Master、JCB、American Express、DISCOVER、UnionPay銀聯、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀王、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
オフライン対応決済サービス総数:12 内訳:VISA、Master、JCB、American Express、DISCOVER、UnionPay銀聯、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀王、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
個人事業主の加入可否
セキュリティ業界最高レベルのセキュリティや不正防止モデル採用
公式サイトhttps://www.paypal.jp

Stripe(ストライプ)

引用元:https://stripe.com/jp/

日本でサービスが開始されたのは2016年ですが、米国サンフランシスコに本社を置く会社で、海外では非常にメジャーなサービスです。創業直後の会社から大企業まであらゆる規模の会社に対応しています。スマホからのコンバージョン率を高める支払いフローが大きなポイントです。また、B2BプラットフォームやSaaSなど、多様な企業が独自の支払い機能を簡単に追加でき、支払管理もできるなど、プラットフォーム提供で幅広いサービスを提供しています。

サービス名Stripe
導入初期費用0円(税込)
月額費用0円(税込)
決済手数料3.6%
オフライン対応
対応決済サービス総数:13 内訳:VISA、Master、JCB、American Express、DISCOVER、Diners、Apple Pay、Alipay、Google Pay、Microsoft Pay、Masterpass、Visa Checkout、WeChat pay
オフライン対応決済サービス総数:1 内訳:Stripe Terminal
個人事業主の加入可否
セキュリティカード番号の暗号化や認証情報の独立ホスティング等で万全
公式サイトhttps://stripe.com/jp/

Paidy(ペイディー)

引用元:https://paidy.com/payments/

メールアドレスと携帯電話番号を入力し、SMSで届く認証コードを入力すれば使える決済方法で、様々なサイトでショッピングしてもまとめて翌月に支払えるという方式です。分割払いも選択できます。請求はメールとSMSで届き、支払い方法はコンビニや銀行、口座振替も可能です。また、コンビニではアプリのバーコード支払いにも対応しています。

サービス名Paidy(ペイディー)
導入初期費用0円(税込)
月額費用0円(税込)
決済手数料要問合せ
オフライン対応
対応決済サービス総数:多数 内訳:コンビニ払い、銀行振込、口座振替
オフライン対応決済サービス総数:多数 内訳:同上(バーコード払いにも対応)
個人事業主の加入可否
セキュリティTLS接続で決済情報を暗号化、二重請求やなりすましなど監視等
公式サイトhttps://paidy.com/

PayPay(ペイペイ)

引用元:https://paypay.ne.jp/

実店舗でのQR決済で一躍有名になったPayPayは、2019年6月からオンライン決済にも対応を始めました。PayPayモールやPayPayフリマ、ヤフー関連のサービスの一部などで使用可能です。Yahoo!ショッピングのサイトでは、Yahoo!ウォレットに登録したクレジットカードを組み合わせた決済もできます。

サービス名PayPay
導入初期費用要問合せ
月額費用要問合せ
決済手数料要問合せ
オフライン対応QR
対応決済サービス総数:12 内訳:VISA、Master、JCB(ヤフーカードのみ)、ジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、イオン銀行、auじぶん銀行、住信SBIネット銀行
オフライン対応決済サービス総数:12 内訳:VISA、Master、JCB(ヤフーカードのみ)、ジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、イオン銀行、auじぶん銀行、住信SBIネット銀行(QRコード、バーコード)
個人事業主の加入可否要問合せ
セキュリティセキュリティ技術と専任スタッフ。万一の不正利用には全額入金保証
公式サイトhttps://paypay.ne.jp/

PAY.JP(ペイドットジェイピー)

引用元:https://pay.jp/

決済手数料以外の固定費用が基本的にはすべて無料となっており、カード決済以外ではApple PayとPAY IDに対応しています。メールアドレスとパスワードだけでスムーズに決済できるPAY IDは、数万人に利用されている決済方法です。ただし、事前にクレジットカード情報をPAY IDに登録しておく必要があります。

サービス名PAY.JP(ペイドットジェイピー)
導入初期費用0円(税込)
月額費用0円(税込)
決済手数料2.59%~
オフライン対応可(PAY ID)
対応決済サービス総数:8 内訳:Visa、Master、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVER、Apple Pay、PAY ID
オフライン対応決済サービス総数:1 内訳:PAY ID
個人事業主の加入可否
セキュリティカード会社のPCI-DSSに準拠し高いレベルで安全運用
公式サイトhttps://pay.jp/

SBペイメントサービス(エスビーペインメントサービス)

引用元:https://www.sbpayment.jp/service/asp/

クレジットカードの他、キャリア決済、コンビニ決済など20以上のオンライン決済が可能です。都度課金や継続課金にも対応しており、端末決済なら個人事業主も利用できます。コールセンターで受注する会社や注文時に販売価格が確定できない商品であってもオンライン決済対応できるなど、多様な企業ニーズに対応できるのが特徴です。導入を検討する場合は、個別の見積もりが必要なので、サイトから資料請求と見積もりを申し込みましょう。

サービス名SBペイメントサービス
導入初期費用個別見積もり
月額費用0円(税込)
決済手数料個別見積
オフライン対応
対応決済サービス総数:20以上 内訳:Visa、Master、American Express、JCB、Diners Club、DISCOVER、キャリア決済(Softbank、docomo、au)、コンピニ決済、Apple Pay、Alipay、Edy、PayPal、LINE Pay、PayPayなど
オフライン対応決済サービス総数:20以上 内訳:Visa、Master、American Express、JCB、Diners Club、DISCOVER、キャリア決済(Softbank、docomo、au)、コンピニ決済、Apple Pay、Alipay、Edy、PayPal、LINE Pay、PayPayなど
個人事業主の加入可否不可(国内所在の法人のみ)
セキュリティ国際的セキュリティ基準「PCI DSS」の「完全準拠認定」を取得
公式サイトhttps://www.sbpayment.jp

STORESターミナル(旧Coiney)

引用元:https://coiney.com/

2020年4月から「Coiney」から「STORES」にサービスブランド名が変更になりましたが、店舗のキャッシュレスサービスは引き続きCoineyが運営しています。クレジットカードだけでなく、Suicaをはじめとする全国の交通系ICカードに対応しているので、利用者が使いやすいというのが特徴です。スマホやタブレットにアプリをダウンロードし、申し込み完了から最短で3営業日で始められるというスピード感も高評価を得ています。

サービス名STORESターミナル(旧Coiney)
導入初期費用19,800円(税込)*キャンペーンにより実質無料
月額費用0円(税込)
決済手数料3.24%
オフライン対応
対応決済サービス総数:16 内訳:Visa、Master、American Express、JCB、Diners Club、DISCOVER、WeChat Pay、各種交通系カード
オフライン対応決済サービス総数:16 内訳:Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、DISCOVER、WeChat Pay、交通系ICカード
個人事業主の加入可否
セキュリティ高度な暗号化、クラウドセキュリティシステム採用、不正監視
公式サイトhttps://coiney.com/

まとめ

今後ますます成長するEC市場において、成否のカギを握るのは決済手段であると言っても過言ではありません。顧客であるサイトユーザーにとっては希望する決済手段がなければ、そのほとんどが決済せずに離脱してしまうのが現実です。ぜひ本記事を自社ECサイトの特性に合った決済サービスの導入検討の参考にしてください。